2018年度,1回目の研修会の企画内容が固まってきました.
臨床実習指導者のためのクリニカル・クラークシップ入門
~なぜクリニカル・クラークシップが求められているのか,SVには何が求められているのか~
2018年5月20日(日) 13:00-16:20頃
講師:鈴木憲雄氏(作業療法士,昭和大学保健医療学部)
近々改定される指定規則に臨床実習は「診療参加型臨床実習(クリニカル・クラークシップ)が望ましい」とする努力規定が組み込まれる予定です.こういった背景からも臨床実習へのクリニカル・クラークシップの導入はますます進むと予想されます.
「聞いたことはあるけど中身は知らない」「なんでこれまでの方法ではダメなの」「SV会議で説明を受けたけど…」「事例を担当しないって…それって実習!?」などなどなど.
実習生を受け入れている施設では,疑念と戸惑いが広がっているように感じています.
そこで,様々な疑問に答えるべく今回の入門編となる研修会を企画しました.
- クリニカル・クラークシップ形式の実習が導入されている理由・背景
- クリニカル・クラークシップ形式の実習の仕組み ~従来型実習との違い
- 事例を担当せずに実習が成り立つのか?
- 臨床実習指導者に求められる発想の転換とは?
- その他
学生にとって臨床実習がよりよい学習の場となるためには,SV・施設と養成校のクリニカル・クラークシップの正しい共通理解が欠かせないと考えています.
クリニカル・クラークシップでのSV未経験の方から,何度か経験したが釈然としないといったSVまで,何かをつかむことができる研修会となると思います.
開催情報の発信および参加受付開始は4月上旬を予定しています.
ぜひ参加をご検討ください.