思い込みは怖い

20130306_013/10の研修会を担当している作田です.今,準備のまっただ中なのですが,この手の内容を自分はうろ覚え程度の知識のまま,なんとなくでやってきたことが,あらためてわかりました.

そんな中でもとても大きな勘違いを発見!
しかも,多くの人の前で発言したこともあったなぁ…ちょー恥ずかしいです.

それは「P値」の説明について.有意差があるとかないとか,研究ではつきものの「P<0.05」の「P」です.あらためて調べてみると,自分はこれを説明する時に「信頼区間」と「有意水準」を混同していたことが判明しました.

「P」の値が0.05を下回ったとか,有意差があるのないの,という場合の説明で登場するのは,「有意水準」の方です.

1年半前に「現職者共通研修」で話しをした時の資料には「P」の説明の時に「信頼区間」と記載しています.あれは間違いです!その資料をまだ持っている人はP14の「信頼区間」の文言を「有意水準」に書き換えてください!

今回の講義を担当して本当に良かったです.まだまだ不十分ですが,あいまいだった内容が整理整頓されてきた気がしています.

そんなわけで,第1回研修会はまだ受付中です.参加を検討している人は,資料の準備の都合で,8日金曜の15時までに申込の連絡をお願いします!

臨床で役立てるための学術論文の読み方-文献の批判的吟味入門-
http://ot-lab.org/post/9