【終了】良い作業療法士になるために - 目標を目標として設定できる

良い作業療法士になるために - 目標を目標として設定できる

研修会開催情報

名称 良い作業療法士になるために - 目標を目標として設定できる
主催 作業療法総合研究所 https://ot-lab.org
日時 2018年12月22日(土)13:30-16:20
受付時間 13:10-13:25
場所 東海道かわさき宿交流館 4F集会室
JR川崎駅徒歩10分・京急川崎駅徒歩6分
http://kawasakishuku.jp/02_guide/index.html
内容 <内容>

  1. 目標設定の重要性
  2. 目標とは何か
  3. 体験学習
    • 目標と目標ではないものの見分け方
    • 目標でないものを目標に直す
    • 良い目標を設定する

<講師からのメッセージ>

私たちが作業療法士を目指した時,国家試験に合格した時,たぶん誰もが良い作業療法士になろうと心に誓ったことと思います.
切磋琢磨できる同僚や励まし合える仲間がいたとしても,職場で良き先輩に恵まれたとしても,尊敬できる作業療法士に出会ったとしても,「作業療法士」として名乗った時に「良い作業療法士」になるために自分で自分を育てていくという選択をしたことを意味しています.
では,その選択をどのようにして引き受けますか?
どうしたら,その志を具現化できるのでしょうか?

勉強会や研修会で学ぶ,本や論文を読む,研究発表する,どれもこれも必要でしょう.
でも最も重要なことは,目の前にいる対象者から学ぶことです.
目の前の対象者こそ最前線.

先人たちが蓄積してきた知識と技術は貴重な宝庫です.
そこから学べることは計り知れません.
けれど,同時に科学は過去の知識の修正の上に成り立つ学問であり,作業療法は実践の科学であるということを忘れてはいけないと考えています.
知識と技術は目の前にいる対象者の利益になるように役立てられるものであり,それらに対象者を当てはめてはいけない.
対象者に寄与できるのが,良い作業療法士です.
実践者として,対象者に対して結果を出せることが最優先です.
結果を出せたかどうかの判断基準は,目標達成の可否にあたります.
適切に目標を設定できるということは,非常に重要なことなのです.

ところが,目標を目標のカタチで設定できる作業療法士は多くはないという現実があります.
目標と目的,目標と治療内容の混同・すり替えは,あちらこちらで散見されています.
実習で目標設定の段階で難しくて頭を抱え込んでしまい,指導者に相談したけれど明確な答えがもらえなかった,という体験をした人は少なくありません.
また,実習指導者の立場で,学生に目標設定を指導しようとして明確に言語化できず「そのうちわかるよ」「だいたいいいんじゃない」等とごまかしてしまい,自己嫌悪に陥ったことはありませんか?

目標を目標というカタチで設定できるから,PDCAサイクルを回すことが可能となり,自己修正が可能となります.
自己修正の蓄積の過程が,「良い作業療法士」への過程でもあります.
できれば,学生のうちにこのお話を聞いていただきたいと思います.
モチロン,何事も遅くはなし.
学生や後輩を指導する立場にある作業療法士も,自分自身のために再学習したいと志す方も,作業療法士以外の方でも,興味のある方ならどなたでもご参加いただけます.

ご参加をお待ちしております.

講師:佐藤 良枝 氏 (作業療法士,曽我病院)

対象 興味のある方であればどなたでも
定員 55名(先着順)
参加費 有資格者・一般:1,000円,(大学院生を除く)学生:無料,割引クーポン対象研修会(500円)
申込み方法 ウェブサイトよりお申し込み下さい

参加申し込み(目標設定)


申込みから1週間以内にこちらから返信がない場合は,ご面倒ですが下記へお問い合わせください.なお,携帯電話のメールからも申し込み可能ですが,こちらからのメールが受信できるよう設定をお願いいたします.
* 11/9-11,11/23-26の間は返信できません.それぞれ11/12,11/27から順次返信します.

申込み締切 12月20日(木)17:00
* 定員に達した時点で受付を締め切ります
生涯教育
ポイント
1ポイント
問い合わせ 作業療法総合研究所(OT Lab)事務局
昭和大学保健医療学部作業療法学科 作田浩行
045-985-6537, supportアットマークot-lab.org
URL:https://ot-lab.org
※申込先ではありません.ご注意下さい.