【終了】 神経科学の視点から作業療法を考える

【研修会】 神経科学の視点から作業療法を考える

研修会開催情報

名称 神経科学の視点から作業療法を考える
主催 作業療法総合研究所 http://ot-lab.org
昭和大学保健医療学部作業療法学科
日時 平成27年10月18日(日) 13:00-16:20頃
受付時間 12:30-12:55
場所 昭和大学保健医療学部(横浜キャンパス)
JR横浜線:十日市場駅より徒歩20分・バス5分
東急田園都市線:青葉台駅よりバス20分
※バス:若葉台中央行き(23・55・65系統),中山谷(なかざんや)下車+徒歩5分
詳細:http://www.showa-u.ac.jp/about_us/campus/yokohama.html
内容 昨年9月に「脳科学と作業療法が融合するためのキーワード」と題して作業療法の有効性を示唆する研究の紹介をさせていただきました。
今回はその第2弾として、作業療法士が知っておくべき知見や作業療法に関連のある研究をご紹介させていただきます。

これまでに、「作業療法にはエビデンスがない」、「作業療法って意味あるの?」、「作業療法って何やってるの?」、「レク係でしょ」等の“ご意見”を他職種から受けたことやご自身で考えたことが1度はあるかと思います。確かに作業療法のエビデンスを直接示した研究は少ないのが事実です。

しかしながら、作業療法の有効性を示唆する研究(神経科学)やそのメカニズムを調べている研究は多数報告されています。このような研究を作業療法士である我々が知識として得ない限り、現状を変えることはできません。

例えば、作業療法士がある対象者に対して豊かな環境で生活できるよう環境設定を行ったとします。他職種からは「それはリハビリ?」、「そんなことしないで〜筋の緊張を調整した方がいいのに」等の批判を受けるかもしれません。

しかし、豊かな環境で生活することで神経細胞の新生が促され認知機能が向上することやその背景として神経栄養因子の産生が増加することが多くの報告で確認されています。これらの報告を知識として得ていれば、他職種からの批判へ作業療法の目的やその根拠を説明できます。こういった作業の繰り返しが、作業療法を発展させ作業療法の理解を深めることに繋がるのではないでしょうか。

今回の研修会では、前回に続き作業療法の有効性を示唆する研究を多数紹介させていただきます。今までの習慣や経験者からの教えで良いとされていることがなぜ良いのか?その根拠を考えるヒントになれば幸いです。

講師:石井 大典 氏(作業療法士,木更津病院/千葉大学大学院 医学研究院 認知行動生理学)

* コラム「根拠となる研究を読む」著者
http://ot-lab.org/post/category/column-post/evidence

対象 興味のある方であればどなたでも
参加費 2,000円
申込み方法 ウェブサイトよりお申し込み下さい
http://ot-lab.org/entry
申込み締切 H27/10/16 17:00
生涯教育
ポイント
1ポイント
問い合わせ 作業療法総合研究所(OT Lab)事務局
昭和大学保健医療学部作業療法学科 作田浩行
045-985-6537, supportアットマークot-kab.org
URL:http://ot-lab.org
※申込先ではありません.ご注意下さい.