【終了】神奈川の地から作業療法を叫ぶ-愛と毒を込めて”作業”を問う

神奈川の地から作業療法を叫ぶ-愛と毒を込めて”作業”を問う-

研修会開催情報

名称 神奈川の地から作業療法を叫ぶ-愛と毒を込めて”作業”を問う-
主催 作業療法総合研究所 http://ot-lab.org
昭和大学保健医療学部作業療法学科
日時 平成29年3月12日(日) 13:00-16:20頃(休憩15分)
受付時間 12:30-12:55
場所 昭和大学保健医療学部(横浜キャンパス)
JR横浜線:十日市場駅より徒歩20分・バス5分
東急田園都市線:青葉台駅よりバス20分
※バス:若葉台中央行き(23・55・65系統),中山谷(なかざんや)下車+徒歩5分
詳細:http://www.showa-u.ac.jp/about_us/campus/yokohama.html
内容 実は私は「作業療法って何だろう?」とは,あまり考えたことがないのです.
そのかわり「目の前にいる対象者の役に立ちたい.少なくとも不利益になることはしないですむようになりたい.」と痛切に思い続けてきました.
世の中不思議なもので何の因果かそんな私が「作業療法」について叫ぶ(?)ことになりました.

そもそも「作業」を提供する意味は何なのでしょうか?
なぜ「作業」をすると人は元気になるのでしょうか?
「作業」の何が人をエンパワメントするのでしょうか?

私が最近考えていることは,一部の(多くの?)作業療法士は,実は作業に悩んでいるのではなくて,本当は評価(検査ではない)と目標設定を適切に行うことが難しくて,結果として作業(つまり治療)に悩んだり自信が持てないのではないだろうか?
だから,作業療法を他者に言語化して伝えることが難しいのではないだろうか?
そして,手段の目的化が起こっているのではないだろうか?ということです.

作業選択にあたり,対象者の意思を尋ね尊重することは大前提です.
けれど「やりたいことをやる」「やりたいことができて嬉しい」という方向性だけが,Re-Habilisの思想を具現化する道なのでしょうか?

例えば,超急性期でルートのたくさん必要な方に対して,どう考えたら良いのでしょうか?
例えば,重度の認知症のある方にやりたいことを尋ねてみると,疾患特性のためにやりたいことを想起できない方や「やりたいこと=今はできなくなってしまった過去にやっていた作業種目」を答える方が多くいます.
そんな時にどう考えたら良いのでしょうか?
例えば,自分自身の意向ではなく,その場の要請に応えることをモットーとしてきた人に対して,どう考えたら良いのでしょうか?

Re-Habilisとは何?
Occupationとは何?

恐れ多くもありますが,神田橋條治先生の『「現場からの治療論」という物語』にあやかって,当日は現状を半ば憂え半ば信頼する臨床一筋の作業療法士として,率直に現状の問題点と今後に向けての提案を語ります.

講師:佐藤 良枝 氏 (作業療法士,曽我病院)

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http://kana-ot.jp/wp/yosshi/3131

対象 興味のある方であればどなたでも
定員 80名(先着順)
参加費 2,000円,学生:500円
申込み方法 ウェブサイトよりお申し込み下さい

参加申し込み


申込みから1週間以内にこちらから返信がない場合は,ご面倒ですが下記へお問い合わせください.なお,携帯電話のメールからも申し込み可能ですが,こちらからのメールが受信できるよう設定をお願いいたします.

申込み締切 3月10日(金)17:00
* 定員に達した時点で受付を締めきります
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問い合わせ 作業療法総合研究所(OT Lab)事務局
昭和大学保健医療学部作業療法学科 作田浩行
045-985-6537, supportアットマークot-kab.org
URL:http://ot-lab.org
※申込先ではありません.ご注意下さい.